2025年7月3日放送の「渋谷でサステナブル」では、パーソナリティの日常のお話からスタート。今年で4回目となる「こどもエコ祭り2025」が約40名の参加者を得て満員御礼で無事終了しました。今年は牛乳パックから作ったパルプで、オリジナルはがきを作るリサイクル講座を実施。毎年笹塚地区地区委員の皆さんの献身的な準備と、今年初めて募集した中学1年生のボランティア2人の活躍には、私自身、未来への希望を感じました。地域活動を通じた世代間交流の重要性を改めて感じた日曜日でした。

 環境テーマは「真夏の省エネ術」についてお話ししました。1990年代の「我慢の省エネ」から、現在の「スマート省エネ」への進化を解説。当時は冷房28℃設定や節電努力が求められ、私も我慢が美徳だと教育されました。しかし今はAIエアコンやHEMS、遮熱断熱リフォームなど最新技術で快適性を保ちつつ節電が可能で、すごい進歩を感じます。扇風機併用や室外機の日よけ、カーテン活用、室温計設置など、日常でできる工夫もご紹介。我慢せず、快適に過ごしながら電力削減できる時代であることを、皆さんに強調しました。

 SDGsテーマでは「森の力で涼しく」と題し、森林保全活動についてお話ししました。森林は天然のクーラーであり、1995年の東京での調査で「クールアイランド効果」が確認されたことをご紹介しました。特に、樹木1本が1日に約400Lの水蒸気を放出し、エアコン14台分の冷却効果があるという林野庁の研究結果には私も大変驚きました。また、森林1ヘクタールが年間約8.8トンのCO2を吸収するとのデータも紹介。現代ではドローンやAIを活用したスマート森林管理、三井住友信託銀行の「森林信託」やトヨタ自動車の「企業の森」など、多様な保全活動が進行中です。私たちができることとして、FSC認証製品の選択や植林活動への参加を推奨しました。

 この夏をどう乗り切ろうか、そんなことを今考えてみるべきです。エアコンはもったいない、という気持ちは大事ですけど、今の時代、それが命取りになることもあるので、是非皆さんくれぐれもご自身の健康を一番に考えて暮らしてください。