本日は、ミキサーのモロハシさんが鉄道の遅延により開始直前に滑り込むという、賑やかな幕開けとなりました。10月も半ばを過ぎ、街にはコートやブーツ姿が目立ち、スーパーにはキノコや栗が並ぶなど、実りの秋の深まりを感じます。私のベランダ菜園では、捨てたトマトから10株以上もの芽が出て育つ「秋トマ爆誕」という驚きの現象が起きており、つぼみがつくほど元気に育っています。こうした身近な植物の力強さや気候の変化を感じつつ、本日は「食べることで森を守ろう」というコンセプトを掲げました。美味しい循環について皆様と一緒に考える放送となりました。
環境テーマ:森林保全と里山の恵みの循環
環境テーマでは「森林保全と地産地消」を軸に、里山の歴史と最新のトレンドを振り返りました。かつて里山は燃料供給などで人間社会と密接に関わっていましたが、エネルギー革命を経て利用が減り、現在は多くの場所で後廃が進んでいます。しかし、石川県の能登や静岡県の茶草場農法、熊本県阿蘇の野焼き、宮城県の大崎耕土など、世界農業遺産に認定された地域では、伝統的な農法を通じて豊かな生態系が守られています。こうした森の恵みを、ジビエ料理や森林認証食材として積極的に消費することが、新たな森林保全への貢献となります。ちなみに、日本のジビエ消費の約65%は鹿肉が占めており、命をいただくことは自然との共生の一つの形と言えるでしょう。
SDGsテーマ:責任ある消費と未来への投票
SDGsテーマでは、目標12「つくる責任 つかう責任」に焦点を当て、持続可能な消費について考えました。かつての日本は大量の木材を輸入する「木材浪費大国」と呼ばれた時代もありましたが、現在は国産材の活用や循環型社会への転換が進んでいます。消費者の意識も変化しており、商品の選択時に環境配慮を重視する人は7割を超えています。スターバックスがFSC認証紙や国産材を店舗に導入したり、NFT技術を用いた「森のオーナー制度2.0」でバーチャルに森林育成を支援したりと、企業や技術の取り組みも多様化しています。日々の買い物は、いわば「未来への投票」です。認証マーク付きの商品や地域の食材を選ぶという小さな積み重ねが、日本の豊かな森を次世代へ継承する大きな力となります。
