2025年10月2日の放送はまず、先日開催した「牛乳パックで扇子を作り発電するキッズワークショップ」を振り返り、デジタル時代だからこそ学校配布のチラシといったアナログな告知の重要性を痛感したというエピソードを語りました。また、今月は「木材利用促進月間」です。漢字の「木」が「十」と「八」で構成されることから10月8日が記念日であるという由来を紹介し、本日は木材がいかに温暖化対策や持続可能な街づくりに貢献するかをテーマに掲げました。この月間には全国で多くのイベントが開催されており、私自身も日本の森林資源について改めて学ぶ機会となりました。

環境テーマ

環境テーマとして「住まいから始める地球温暖化対策」を深掘りしました。木造建築は建設時の二酸化炭素排出が少ないだけでなく、炭素を長期間固定する**「カーボンストック」として機能し、いわば「都市の森林」となります。特に私が注目したのは最新技術のCLT(直行集成板)です。これはコンクリート並みの強度を持ちつつ、重さは4分の1で断熱性にも優れ、国立競技場などでも採用されています。さらに、建築時の端材や将来の解体材をバイオマス発電の燃料として活用し、トータルでカーボンニュートラルを目指す「木質バイオマス循環住宅」の構想についても、住まいを環境への最大の投資に変える仕組みとして紹介しました。

SDGsテーマ

SDGs目標11に関連し、「みんなでつくろう ずっと住みたい街」をテーマにお話ししました。1980年代のコンクリートジャングルから、震災を経て木造建築の耐震性が再評価されるまでの歴史に触れ、港区の木造商業施設や、バイオマス産業で若者の雇用を創出した真庭市の成功事例を挙げました。特に浜松市の木造津波避難タワーは、平常時は地域交流の場、災害時は避難所となる画期的な施設です。「環境・人への優しさ・災害への強さ」を兼ね備えたまちづくりにおいて、国産材の活用こそが地域経済と安全を両立させ、持続可能な未来を築く鍵になると、今回の放送を通じて確信した次第です。