2025年9月25日の放送は、秋の訪れを感じさせるトークから始まりました。冒頭では、連休が続いた近況や、涼しくなったにもかかわらず半ズボンで来てしまったミキサーの失敗談が語られました。話題の中心はパーソナリティ松嶋のランダ菜園がすごいことでした。夏の猛暑で多くの植物が枯れてしまった中、ダメ元で埋めておいたスーパーで買ったトマトから「秋トマト」として奇跡的に芽が噴出し、急成長している模様を語りました。これは現在の気候がトマトの生育に適した春に近い状態であるためじゃないか、と気軽に予想しました(この後、年末に向けてすごいことがわかってきます)。だから冬に向けてビニールハウスを自作することもひつようかなと、そんな構想も語りました。放送ではこの身近な植物の話題から、10月の「木材利用促進月間」へと繋ぎ、人間と木の600万年にわたる深い歴史や、木が二酸化炭素を固定し続ける「生きた素材」であることを紹介しました。
環境テーマ
「木材利用促進月間への準備」をテーマに、木材利用の歴史と最新技術が語りました。1300年以上の歴史を持つ法隆寺の五重塔を引き合いに出し、木造建築の驚異的な耐久性と宮大工の技術を称賛。1990年代以降の「近くの山の木で家を作る運動」や、2000年代の「グリーン購入法」による公共建築物の木質化など、政策の変遷をたどりました。特に注目すべきは最新技術のCLT(直行集成板)で、これにより木造ビルの建設が可能になり、都市部での木材利用が急速に進化している点です。番組では「森を守ることは木を使うことである」という重要な視点を提示しました。適切に管理された森の木を積極的に使うことで、森に新しい木が育つスペースが生まれ、二酸化炭素の吸収源としての機能が若返り、結果として地球環境と国内経済の両方を活性化させると強調しました。
SDGsテーマ
SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」に関連し、未来へ自然を繋ぐ活動を概説しました。1992年の地球サミット以降、世界で広まった森林認証制度(FSCやSGEC)の普及により、消費者が持続可能な管理をされた木材を識別できるようになった現状を説明しました。また、2021年から導入された「森林環境譲与税」が、渋谷区のような都市部でも公共施設の木質化や森林体験の資金として積み立てられている実態を解説、納税者である市民にその意義を伝えました。近年の野生動物(クマやシカ)による被害についても、森の整備がなされず、人間との境界線が曖昧になったことが一因であると推測、都会に住む人々も「自分ごと」として森林保全を考える必要性があると強く思うわけです。木材を選び、森を助ける行動を「緑のバトン」として次世代へ引き継ぎ、美しい地球を未来へ残していくことがとても大事なんだと思いました。
森を健やかに保つことは、「定期的に手入れをする髪の毛」に似ています。髪を全く切らずに放置すれば絡まって不衛生になるように、森も適切に木を切り(使い)、手入れをすることで初めて、光が差し込み、新しい命が健やかに育つことができるのです。ま、放っておいてもマルハゲになることもあるんですけどね。
