2025年8月7日の放送では、渋谷の気温や二日酔いを意味する昭和の言葉「グロッキー」について会話がスタート。若者の間でANRIの「I Can’t Stop the Loneliness」が流行していることに触れ、昭和の文化が巡る現象や、時代は巡っても人間の本質は変わらないというお話でまとまりました。
夏の暑さによる疲労回復には、質の良い睡眠や体を自然に冷やす食品の摂取が重要、特に冷やしトマトや夏野菜がいいということに、20代ミキサーはうなづいていました。また、子供の好き嫌いは味覚が敏感なためで、大人になると鈍感になり食べられるようになるという生物学的な説明もしながら、あまり使わないかもしれない、飲み会のプチ話題の提供などもしたわけです。そんな話の流れで、今日のテーマである「フードマイレージ」につなげていきました。
環境テーマ
テーマは「真夏の食卓とフードマイレージ」。フードマイレージは食材の輸送距離と環境負荷の関係を示す言葉で、輸送距離が長いほど二酸化炭素排出量が増えるという概念です。この考え方は1990年代にイギリスのティム・ラング氏によるフードマイルズ運動から始まり、日本では2000年代初頭に農林水産政策研究所が「フードマイレージ」として導入しました。2001年の調査では、日本のフードマイレージは年間約9000億トンキロに達し、韓国・アメリカの3倍、イギリス・ドイツの5倍、フランスの9倍と、世界第1位であることに、20代ミキサーも私もびっくりしました。
これは、日本の食料自給率の低さや島国であることが大きな要因とされています。セブン-イレブンが地域密着型の商品開発を進め、地元食材を地元で消費するシステムを構築している例や、北海道の農協の成功事例を紹、地産地消が地球温暖化対策として重要であることを強調しました。リスナーの皆さんには「週1回地元野菜チャレンジ」を呼びかけ、産地を確認して地元の旬の食材を選ぶことで環境保全や地域経済そして地球温暖化防止にも貢献できるのであります。
SDGsテーマ
テーマは「みんなで築こうフェアトレードで食の平等社会」。フェアトレードはSDGs目標10「人や国の不平等をなくそう」に関連し、発展途上国の小規模生産者が適正価格で農産物を販売できるよう支援し、国際的な食料供給チェーンの格差是正を目指すことです。劣悪な労働環境や環境管理の問題を防ぐため、地球温暖化対策だけでなく社会課題を解決する手立てにもなります。
フェアトレードの歴史は古く、1960年代にヨーロッパで植民地時代から続く不公平な貿易構造への反発として始まりました。1988年にはオランダで世界初のフェアトレードラベル「マックスハベラー」が誕生し、1997年には国際フェアトレードラベル機構が設立され、世界的に活動が広がりました。
日本のフェアトレード市場規模は114億円に拡大し、コーヒーやチョコレートだけでなく、衣料品や雑貨にも認証が広がっていることに紹介しました。2011年には熊本市がアジア初のフェアトレードタウンに認定され、名古屋市や逗子市も後に続いたそうです。消費者がフェアトレード認証商品を選択することで、世界の不平等の解決と生産者の生活向上に繋がること、なかなか普段の生活では実感しにくいかもしれませんが、是非今後は買い物のとき頭の片隅に入れてみてください。
