2025年9月11日の放送は、9月の連休や、休養を取ることの大切さに触れた後、今回の主役である「シニア世代」へと話題を広げました。決して悲しいわけじゃないけれど、自分の加齢に伴う体の変化を認めながら、年齢を重ねて培われた経験や知識は、社会にとって計り知れないポテンシャルを持つ「宝」と胸を張ってお伝えしました。そこで今回は「アクティブシニア」をキーワードに、「人生100年時代」をどう豊かに生き、持続可能な未来を築くかという崇高なテーマと相成ったわけです。

環境テーマ

環境パートでは、「シニア世代がつくる持続可能な未来」をテーマに、その歴史とデジタル活用の現状をお伝えしました。日本の環境活動は1995年の震災以降、ボランティア意識の高まりと共に発展し、当時のシニアが里山保全などの基盤を築いたのです。現代のシニアはデジタル技術にも精通しており、アプリで社会参加や健康状態を可視化する「スマートエイジング」が進んでいます。また、彼らは「もったいない」という意識が根付いているため、節電や食品ロス削減などの環境配慮行動の実践率が他世代より高いのが特徴という、意外な事実もお送りしました。こうした経験豊かな世代が情報発信力を持ち、活動を継続することが、未来を救う力になると思うわけです。

SDGsテーマ

SDGsの観点からは、目標3の「すべての人に健康と福祉を」に関連し、社会参加がもたらす健康効果を取り上げました。内閣府の調査によれば、社会活動に参加しているシニアの約85%が「生きがい」を感じており、健康状態が良い人ほど幸福度も高いという相関関係があります。世代間ギャップを埋めるためには、シニアの経験を若者の道標とし、互いに分からないことを教え合える多世代交流のフィールドを行政や地域が用意することが重要なのです。シニアの持つ高い社会貢献意識と活力こそが、長寿社会を支える鍵であり、これがサステナブル未来都市の原点なのかもしれませんね。